苦丁茶

【苦丁茶】と書いて「くうていちゃ」と呼びます。
その他「くていちゃ」、「くちょうちゃ」、「くうちょうちゃ」って呼ばれることもあります。
苦丁茶はモチノキ科常緑の高木で、樹の高さは約15mにもなり、 樹皮は黒褐色あるいは灰黒色で、浅い裂け目があります。
花は4月に咲き11月に実をつけますが、種の休眠期間は18~36ケ月と成長が遅く増殖が難しいため、貴重な茶葉として扱われます。
苦丁茶ってどんな味?
「苦」という文字のとおり、本当にすご~く苦いです!!
あまりの苦さのため、よく罰ゲームなんかにも使われます。
でも、苦丁茶を愛飲している中国の方々は、初めはやや苦味を感じるあるが、後から自然でほのかな甘さが口の中に広がるあるよ!苦丁茶はサッパリとした味と爽やかさあるから、ほっとするような気分になれるあるよ!
苦丁茶は時代の激動とともに歩んできました。
中国の東漢時代(紀元25年~220年)の「桐君録」の中には、 すでに苦丁茶の記載があるほどで、本場中国では古来から愛飲されていました。
もともとの苦丁茶は、『貧しい人』という意味があって、苦しい生活を強いられていた人たちが飲んでいたところからつけられたそうです!
でもいつからか、朝廷の王様や高級官僚しか飲めなかった非常に貴重な高級茶へとなっていったんです。
特に元、明、清の三王朝には、風味の上品さと有効性が認められて、 『献上茶』として産地から皇室へ朝貢されていたんですって!!
1700年以上にわたり、皇帝献茶として珍重されてきた苦丁茶こそが中国の代表健康茶です。
これほど中国で愛飲されていた苦丁茶ですが、実は400年前、 清朝の末に一度姿を消してしまったそうなんです。
1980年代、中国で茶の研究家として有名な陳興談教授の長年にわたる研究開発や、中国厚生省とWHOとの調査をきっかけに再発見され、 苦丁茶は高級保健茶としてようやく復活に成功しました。
やがて苦丁茶は大量に栽培されるようになり、現在では、華僑などの実業家から、一般の方々、日本人など中国以外の国でも広く飲まれるようになってきました。